でた~い!って 〇〇コじゃないよ(笑)
大家さんちの庭の柵と さくらんぼの木にかぶせた網の間から
顔をのぞかせてるユリ。
ぷはぁ~!! シャバの空気は おいしいな~っ!!
所でシャバっていうのは 娑婆って書くんですね。
一般的に ”娑婆の空気” というのは 刑務所の中から見た
外の自由の世界という意味でだけど 元は仏教からきた言葉で
忍耐を意味し、この世(苦難や試練があって 自由のない世界)を
指す 反対の意味だったんですね。
江戸時代は 吉原の遊郭を極楽の地と見立てて 吉原の外が娑婆と
いうように言われたようだけど 極楽と思うのは 男性だけだよね。
囚われの身の遊女達にしてみれば 吉原の外である娑婆こそ 自由の世界。
それが 今のように 堀の外の自由な世界を 娑婆というようになったとか?